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Uganda Project第6章【ウガンダ駐在開始、出向先へ】2025.07.25/Uganda Project, NEWS

2025年7月、ウガンダ駐在が始まりました。

いよいよウガンダ駐在がスタートしました。

今回の駐在の目的は、現地の下水処理事情を実地で学び、日本とウガンダの将来的な技術協力に向けた基盤を築くことにあります。

 

当初は6月24日に日本を出発する予定でしたが、中東情勢の影響により一部空域が閉鎖されたため、出発は1日遅れの6月25日となりました。ウガンダ到着後は首都カンパラでの生活基盤を整えるとともに、関係機関との業務調整を進め、スムーズに現地での活動を開始できるよう努めました。

 

出向先はウガンダ国家上下水道公社

現在は、ウガンダ国家上下水道公社(National Water and Sewerage Corporation:NWSC)への出向活動が始まり、下水サービス局にて本格的な業務に取り組んでいます。

 

NWSCはウガンダ全土で上下水道サービスを提供する国営企業であり、特に首都カンパラでは急速な都市化に対応した下水処理体制の整備が喫緊の課題となっています。配属先である下水サービス局では、下水処理施設の運転管理や水質検査、スラッジ処理、排水規制などの業務を現場で学んでいます。

 

7月は、大規模下水処理場を訪問し、処理プロセスや運転管理の現場を視察したり、水質検査や微生物分析の実験にも参加したりしながら、下水処理に関する実務的な知識とスキルを習得しました。

 

特に印象的だったのは、「理論」だけでは解決できない現場のリアルさです。

 

設備の老朽化、運転条件のばらつき、水質モニタリングの精度など、日本とは異なる前提条件の中で、どのように「最適」を追い求めるか。今後の技術協力やプロジェクト提案に活かせる視点を、日々の現場から学び続けています。

水処理を通じた技術や文化の共有

活動を通して、現地の技術者やスタッフの方々から直接指導を受ける機会も多く、例えば水質検査の手法や、スラッジ処理における注意点、曝気効率の確保など、実務に基づいた学びを日々積み重ねています。NWSCで働いている方々はとても親切で、こちらの学びをサポートしてくださると同時に、日本についても深い関心を示してくれます。私が日本の下水処理や制度について説明すると、活発に質問が飛び交い、双方向の学び合いが自然に生まれていると感じます。

 

このように、技術や文化を共有し合える関係が築けていることは、非常に貴重な経験です。私自身、下水処理や排水処理についてはさらなる勉強が必要ではありますが、現地の方々と共に歩み、将来的に実りある技術協力につながるよう努力を続けています。

Uganda Project 〜起業家の挑戦〜2025.01.09/Uganda Project

水の課題を抱えるUgandaにアフリカ地域では初となる現地法人を設立を目指しています。 このプロジェクトを担当するのは2024年4月に起業家育成プロジェクトを通じて入社した廣瀬遥。

 

ここでは彼女のあくなき挑戦の裏側にある苦悩や楽しさ・達成感をリアルに伝えていきます。

 

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